TOH DESIGN OFFICE
      
     
2X4コーナー
●このコーナーでは、2X4住宅に関しての情報を発信する予定でいます。お楽しみに!
 ボチボチといきますので、気長にお待ち下さい。 
出会い1
私が2X4(枠組壁工法)に出会ったのが、’91に長野にUターンして職についた時です。それまでは、学生時代に講義で聞いた事があっただけでした。初めて現場を見たときは、見るもの全て初めてで新鮮そのものでした。面白い工法だな〜と感心。
工場で生産したパネルを、現場で組みたてているのです。柱が無い構造と聞いていましたので、ピンとこなかったのですが、現物を見て”なるほど”と感心したものです。 
出会い2
いざ仕事となると話は別。覚える事の多さに四苦八苦。何事もやり始めはそんなもの、でも楽しい毎日であり日々発見でした。
知れば知るほど、良く出来た構造だな〜と感心です。基本を覚えれば、誰でも出来るのが2x4工法の良いところだと思いました。
工法を知る為にアメリカを学ぶ?
プランは、アメリカに学びました。子供部屋を例にすると、彼らは子供には厳しく良い環境ではなく、悪い環境におきます。
屋根裏部屋が良い例です。本人達は、良い場所を自分の部屋(主寝室)としてます。子供を厳しい環境に置く事により”どうだ悔しかったら、私みたいになりなさい。”てな感じで、教育をしているのです。
日本の家、アメリカの家
日本とアメリカでは、環境そのものが違います。当然、暮らし方も違いますので、家のプラン(間取)が違って、当然です。日本の家の良さは、畳床です。4.5帖〜6帖1つで、食・就寝が可能です。非常に良く出来ています。でも、残念ながらプライバシーの面では、欠如しています。
アメリカの家は、家族とはいえ個人のプライバシーを尊重しつつ、団欒が出来るように工夫されています。一時(現在でもそうですが)子供部屋に比重を置くプランが重視され、個室を作るようになりました。日本のプランは、家族で団欒出来る場所の工夫に欠けているように感じます。
アメリカの間取りをそのまま真似ているだけでは、良さを取り入れる事は出来ません。
もともと暮らし方が違うのですから、良いところを取り入れ日本にあったものにする事が必要と感じました。(この考え方には、賛否両論が出る所です)

 
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